まだ先行研究で消耗してるの?

真面目に読むな。論理的に読むな。現実的なものは理性的であるだけでなく、実践的でもある。

資本論

マルクス『資本論』覚書(9)

目次 マルクス『資本論』(承前) 商品のあいだに共通する〈第三のもの〉 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 商品のあいだに共通する〈第三のもの〉 (1)ドイツ語版『資本論』初版 我々はさらに、二つの商品、例えば小麦と鉄を取り上…

マルクス『資本論』覚書(8)

目次 マルクス『資本論』(承前) マルクスの〈価値の現象学〉 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) マルクスの〈価値の現象学〉 (1)ドイツ語版『資本論』初版 ある個別の商品、たとえば一クォーターの小麦は、他の諸商品と最も様…

マルクス『資本論』覚書(7)

目次 マルクス『資本論』(承前) 〈現象〉としての「量的関係」 商品に〈内在的な〉交換価値は「形容矛盾」か ル・トローヌ『社会利益論』(1777年、パリ) 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 〈現象〉としての「量的関係」 (1…

マルクス『資本論』覚書(6)

目次 富の〈社会的形式〉と〈素材的内容〉、あるいは「商品」と「使用価値」 十七世紀までの英語圏に見られる〈価値〉の用語法、worthとvalue worth と value の語源学:ゲルマン語派とロマンス語派 市民社会における〈擬制〉 文献 sakiya1989.hatenablog.co…

マルクス『資本論』覚書(5)

目次 有用な物における二つの側面、すなわち〈質〉と〈量〉 「物」はいかにして「有用」たり得るか 磁石の属性と磁極性の発見についての科学史 文献 sakiya1989.hatenablog.com 有用な物における二つの側面、すなわち〈質〉と〈量〉 (1)ドイツ語版『資本…

マルクス『資本論』覚書(4)

目次 〈手段〉としての「商品」 経済学者バーボン 文献 sakiya1989.hatenablog.com 〈手段〉としての「商品」 (1)ドイツ語版『資本論』初版 商品は、まず第一に、外的対象であり、その諸属性によって人間のなんらかの種類の欲望を満足させる物である。こ…

マルクス『資本論』覚書(3)

目次 社会的富の〈基本形式〉として現象する「個別の商品」 〈要素〉と〈集合〉:内田弘による数学的解釈 ungeheure をどう解釈するか 市民社会から資本主義社会の分析へ 文献 sakiya1989.hatenablog.com 社会的富の〈基本形式〉として現象する「個別の商品…

マルクス『資本論』覚書(2)

目次 第一部 資本の生産過程 『資本論』初版と第二版における篇章の区分けの違い 文献 sakiya1989.hatenablog.com 第一部 資本の生産過程 『資本論』第一巻は「第一部 資本の生産過程」に該当する。その「初版序文」において、続編の構成は次のように予告さ…

マルクス『資本論』覚書(1)

目次 はじめに 『資本論』ではなく『資本』 政治経済学 タイトルにおける Zur の有無 『資本論』の邦訳者たち 文献 はじめに 先日Twitterで「資本」という語に言及したTweetを見かけた。詳細は割愛させていただくが、そのTweetの「気持ち」はわからなくもな…