まだ先行研究で消耗してるの?

真面目に読むな。論理的に読むな。現実的なものは理性的であるだけでなく、実践的でもある。

ドイツ語

マルクス『資本論』覚書(19)

目次 マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 〈労働生産力〉の様々な複合的諸要因 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 〈労働生産力〉の様々な複合的諸要因 (1)ドイツ語初版 …

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「家族」篇(3)

目次 ヘーゲル『法の哲学』(承前) 第三部「人倫」第一章「家族」(承前) 「家族」章の構成 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『法の哲学』(承前) 第三部「人倫」第一章「家族」(承前) 「家族」章の構成 第160節 家族は以下の三つの面を通じて…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「家族」篇(2)

目次 ヘーゲル『法の哲学』(承前) 第三部「人倫」第一章「家族」(承前) 家族の解体と市民社会への移行の見通し 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『法の哲学』(承前) 第三部「人倫」第一章「家族」(承前) 家族の解体と市民社会への移行の見通…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「家族」篇(1)

目次 はじめに ヘーゲル『法の哲学』 第三部「人倫」第一章「家族」 「家族」の規定としての「愛」 文献 はじめに 本稿ではヘーゲル『法の哲学』第三部「人倫」第一章「家族」の読解を試みる. 家族という共同体では様々な諸問題が生じている.それは,例え…

『共産党宣言』覚書(4)

目次 『共産党宣言』初版(23ページ本)(承前) 第一章 ブルジョアとプロレタリア(承前) 階級対立の単純化という近代市民社会の特徴 文献 sakiya1989.hatenablog.com 『共産党宣言』初版(23ページ本)(承前) 第一章 ブルジョアとプロレタリア(承前) …

ヘーゲル『精神現象学』読書会予習(2)

目次 ヘーゲル『精神現象学』(承前) 精神(承前) 「純粋な事物」としての「朦朧とした織物」 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『精神現象学』(承前) 精神(承前) 「純粋な事物」としての「朦朧とした織物」 b 啓蒙の真理 朦朧として,もはや自…

『共産党宣言』覚書(3)

目次 『共産党宣言』初版(23ページ本)(承前) 第一章 ブルジョアとプロレタリア 階級闘争史としての社会史 ツンフト内部闘争 文献 sakiya1989.hatenablog.com 『共産党宣言』初版(23ページ本)(承前) 第一章 ブルジョアとプロレタリア 階級闘争史とし…

『共産党宣言』覚書(2)

目次 『共産党宣言』初版(23ページ本)(承前) 「共産主義の幽霊」というメルヒェンとその事実 文献 sakiya1989.hatenablog.com 『共産党宣言』初版(23ページ本)(承前) 「共産主義の幽霊」というメルヒェンとその事実 『宣言』は主に四つの章から成り…

『共産党宣言』覚書(1)

目次 はじめに 『共産党宣言』初版(23ページ本) 『共産党宣言』初版の異本について 文献 はじめに 以下では『共産党宣言』(Manifest der Kommunistischen Partei, 1848,以下『宣言』)の読解を試みる. マルクス『新訳 共産党宣言 初版ブルクハルト版(1…

フォイエルバッハ『将来の哲学の根本命題』覚書(3)

目次 フォイエルバッハ『将来の哲学の根本命題』(承前) プロテスタンティズムの理神論 文献 sakiya1989.hatenablog.com フォイエルバッハ『将来の哲学の根本命題』(承前) プロテスタンティズムの理神論 3 しかしながら,プロテスタンティズムは,神それ…

フォイエルバッハ『将来の哲学の根本命題』覚書(2)

目次 フォイエルバッハ『将来の哲学の根本命題』(承前) 近世の課題とプロテスタンティズム 文献 sakiya1989.hatenablog.com フォイエルバッハ『将来の哲学の根本命題』(承前) 近世の課題とプロテスタンティズム 1 近世の課題は,神の現実化と人間化——神…

フォイエルバッハ『将来の哲学の根本命題』覚書(1)

目次 はじめに フォイエルバッハ『将来の哲学の根本命題』(1843年) 文献 はじめに 本稿ではルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハ(Ludwig Andreas Feuerbach, 1804-1872)の『将来の哲学の根本命題』(Grundsätze der Philosophie der Zukunft, 1…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「世界史」篇(2)

目次 ヘーゲル『法の哲学』(承前) 世界史(承前) 四つの「世界史的帝国」 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『法の哲学』(承前) 世界史(承前) 四つの「世界史的帝国」 第354節 これら四つの原理に従って,世界史的諸帝国には次の四つが存在す…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「抽象法」篇(1)

目次 ヘーゲル『法の哲学』(承前) 第一部 抽象法 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『法の哲学』(承前) 第一部 抽象法 第34節 即自的かつ対自的に自由な意志も,この意志がその抽象的概念においてある場合には,直接性〔無媒介性〕という規定性の…

ヘーゲル『精神現象学』読書会予習(1)

目次 はじめに ヘーゲル『精神現象学』 精神 啓蒙の主張 文献 はじめに 以下の内容は私が参加しているヘーゲル『精神現象学』読書会予習のためのメモであり,第三者に読まれることは想定していない. ヘーゲル『精神現象学』 精神 啓蒙の主張 第一に啓蒙は,…

ヘーゲル『法の哲学』における「世界史」の位置付け

目次 はじめに なぜ「世界史」は『法の哲学』の最後に位置付けられているのか 「世界法廷」としての「世界史」 文献 はじめに 以下では,ヘーゲル『法の哲学』における「世界史」の位置付けについて見ていきたい. ヘーゲルの世界史の哲学,あるいは歴史哲学…

マルクス『資本論』第一巻「初版への序文」(1)

はじめに 本稿ではマルクス『資本論』第一巻「初版序文」を見ていく. マルクス『資本論』第一巻「初版への序文」 マルクスの病気:潰瘍・肝臓病・フルンケル (1)ドイツ語初版 序文 私がその第一巻を刊行するこの著作は,1859年に出版された私の著書『政…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「対外主権性」篇(6)

目次 ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 偶然性と必然性,自然態と人倫態,そして自由 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 偶然性と必然性,自然態と人倫態,そして自由 ——いま述べられた点に…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「対外主権性」篇(5)

目次 ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 「国家」を「市民社会」と取り違えてはならない 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 「国家」を「市民社会」と取り違えてはならない 第324節の注解を見…

マルクス『資本論』覚書(18)

目次 マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 社会的必要労働時間の量によって規定される価値の大きさ 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 社会的必要労働時間の量によって規定さ…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「対外主権性」篇(4)

目次 ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 肯定的なものとしての国家の主権性と自主独立 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 肯定的なものとしての国家の主権性と自主独立 第324節 個々人の利益…

マルクス『資本論』覚書(17)

目次 マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 社会的平均労働時間と価値の低落 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 社会的平均労働時間と価値の低落 (1)ドイツ語初版 ある商品…

マルクス『資本論』覚書(16)

目次 マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 「労働時間」によって計られる「価値」 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 「労働時間」によって計られる「価値」 (1)ドイツ語…

マルクス『資本論』覚書(15)

目次 マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 人間的労働と価値の共同社会性 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 人間的労働と価値の共同社会性 (2)ドイツ語第二版 そこで我々…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「対外主権性」篇(3)

目次 ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 国家の外部性と否定的連関 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 国家の外部性と否定的連関 第323節 定在においては,だから,国家が自己に対してもつこ…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「対外主権性」篇(2)

目次 ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 諸国家の独立性と統合の問題 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヘーゲル『法の哲学』(承前) 対外主権性(承前) 諸国家の独立性と統合の問題 第322節 排他的な対゠自゠存在としての個体性は,他の諸…

ヘーゲル『法の哲学』覚書:「対外主権性」篇(1)

目次 はじめに ヘーゲル『法の哲学』 対外主権性 個体性としての対外主権性 文献 はじめに 以下では,ヘーゲル『法の哲学』第三部「人倫」第三章「国家」A「国内法」II「対外主権性」を取り扱う. ヘーゲル『法の哲学』 対外主権性 個体性としての対外主権性…

マルクス『資本論』覚書(14)

目次 マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 労働の測度単位としての単純平均労働 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 労働の測度単位としての単純平均労働 次の箇所もドイツ語…

マルクス『資本論』覚書(13)

目次 マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 「抽象的人間的労働」はいかなる意味で「抽象的」か 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 「抽象的人間的労働」はいかなる意味で「抽…

マルクス『資本論』覚書(12)

目次 マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 商品の多様性と統一性 原注9 文献 sakiya1989.hatenablog.com マルクス『資本論』(承前) 第一部 資本の生産過程(承前) 商品の多様性と統一性 (1)ドイツ語初版 それらの交換関係すな…