ヴィトゲンシュタイン
目次 ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(承前) 『論考』の叙述様式 〈世界〉とは何か 〈事態〉とは何か 文献 sakiya1989.hatenablog.com ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(承前) 『論考』の叙述様式 『論考』は以下の命題から始まっている. 1 …
目次 はじめに ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』 初版のタイトルとラッセルの序文 文献 はじめに 本稿では,20世紀を代表する哲学者であるルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン(Ludwig Josef Johann Wittgenstein, 1889-1951)の主著『論理哲学論考』(…
今日、オリックス推しプロ野球評論家比較政治学・朝鮮半島地域研究で有名な木村幹(@kankimura)先生がTwitterで次のようにつぶやいているのを見かけました。 そうか歴史学者の間には、ピンチになったら頭の中で「ドラえもん」の主題歌を流して落ち着かせる…
今回はテクスト解釈について書きたいと思います。 まずはこちらの画像をご覧下さい。 このイラスト何に見えますか? 目があるから、多分動物ですね。 カモかしら。アヒル?ウサギにも見えますね。 どうでしょう。どちらにも見えるし、書き方が結構曖昧じゃな…
さて、先輩のしつこい質問のおかげで、私も『論理哲学論考』がどういう書物かちょこっと把握できました。 『論理哲学論考』には読み方があります。 『論理哲学論考』は命題集と言っても良い作りをしていますが、それぞれの命題には番号が割り振られています…
先日、私は大学時代の先輩からLINEでいきなり「ヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』を読んだんだけど、ウィトゲンシュタインは結局何が言いたいのよ?」って聞かれたのです。 いやあ、ヴィトゲンシュタインとか専門じゃないし、『論理哲学論考』は買って…