先日ちらっと書いたように、ビッグデータについて調べています。
西田圭介『ビッグデータを支える技術』(技術評論社、2017年)と西田圭介『Googleを支える技術』(技術評論社、2008年)の2冊が手元にあります。西田圭介さんの本、とてもいいですよ。
「何でビッグデータとGoogleの2冊?」って思った方もいるかもしれませんが、Hadoopというビッグデータ処理方式が、GoogleのMapReduceという分散処理システムを参考に作られているということで、遡って勉強してみました。
「Googleを支える技術?ページランクでしょ。知ってるよ」って声も聞こえてきそうですが、例えばGFS(Google File System)とか電力の問題とか、『Googleを支える技術』には他にも面白い情報が載ってますよ。
ちなみに私は『Googleを支える技術』をブックオフで200円で買いました。安いし、嬉しいですね。他のビッグデータ関連本もブックオフで安く売っていました。
きっかけはビッグデータがどのように処理されているのか、一応知っておきたいなぁと思ったからなんですが、ついこの間My SQLを知ったばかりなのに、今はとっくにNo SQL(≒Not only SQL)。MapReduceについて知ったばかりなのに、「MapReduceの時代は終わった」(『ビッグデータを支える技術』p.200)と西田さんは書かれております。時代の流れは速い。