まだ先行研究で消耗してるの?

真面目に読むな。論理的に読むな。現実的なものは理性的であるだけでなく、実践的でもある。

命題1.1を「【投資においては、】自分が買うのを手控えるようなタイミングこそが、実は買いのタイミングである。」に修正

さて、これまで命題1.1「自分が買うのを手控えるようなタイミングこそが、実は買いのタイミングである」について検討してきました。

sakiya1989.hatenablog.com

で、一晩寝て、朝起きて、今日の朝ふと思い直したら、なんとなくこの命題が普遍的な書き方になっている点に問題があるような気がしてきました。

 

命題1.1の問題点

結局のところ、「自分が買いたいタイミング」だとか、「自分が買うのを手控えるタイミング」なんてものは人それぞれなわけです。もっと言えば、どういう目的で何を買うのかによって、買いのタイミングは変わってくるはずです。

もともとこの命題は、私が投資を想定して述べたものです。なので、この命題には「投資においては」という但し書きが必要なはずです。

 

命題1.1 revision1(以下rev.)「投資においては、自分が買うのを手控えるようなタイミングこそが、実は買いのタイミングである。」

 

「買いのタイミング」と言っても最適値の前後を含めてある程度幅があると思いますので、そこはもう少し説明が必要ですね。

またここで投資についても説明が必要でしょうが、それはまた今度の機会にします。

 

ところで、次の命題はどのように考えられるでしょうか。

 

命題2.1「投資において、自分が衝動的に買いたいと思うタイミングは、買いのタイミングではない。」

命題2.2「投資において、自分が衝動的に売りたいと思うタイミングは、売りのタイミングではない。」

 

命題2はさしあたり「衝動的に買う(売る)なよ」ってことが言いたいだけですが、実はそれ以上の意味を持っています。 

「買いたいと思う」とか「売りたいと思う」というのは、突き詰めると意欲の問題なのですが、意欲にも実は段階があって、衝動的なものから、投資対象をよく吟味した理性的な判断によるものまであります。例えば、ウォーレン・バフェットがしたように、会社の情報を何年ぶんも読み込んで、投資対象を良く理解した上での「買いたい」や「売りたい」はもはや衝動的なものではないと言えるでしょう。

 

【仮説】命題「自分が買うのを手控えるようなタイミングこそが、実は買いのタイミングである」は本当か?

前回のブログ記事「僕がbitflyerをオススメする理由〜「bitFlyer Lightning」と「お取引レポート」を利用する〜」の最後で、私は「自分が買うのを手控えるようなタイミングこそが、実は買いのタイミングなのです」と書きました。

sakiya1989.hatenablog.com

しかし、それからしばらく経って、「自分が買うのを手控えるようなタイミングこそが、実は買いのタイミング」という命題は本当か?と自分で何度か反芻しました。自分で書いておいてアレですが、この命題は自然と出てきた文章なので、再度吟味する必要があります。

そこで、この命題について、もう少し掘り下げて解説したいと思います。

 

命題1.1「自分が買うのを手控えるようなタイミングこそが、実は買いのタイミングである。

 

ここでさしあたり、三つの問いを提起したいと思います。

第一に、「自分が買うのを手控えるようなタイミング」とはどういうタイミングか。

第二に、「実は買いのタイミングである」というのは、どの時点で判明するのか。

第三に、上の命題の「買い(Buy)」を「売り(Sell)」と交換しても、この命題は成り立つのではないか。

 

第一の問いについて

「自分が買うのを手控えるようなタイミング」には二つあります。一つは、あまりにも価格が「高杉」て買えないパターン(これから価格が下がるのではないかと懸念してしまうパターン)であり、もう一つは、価格変動が無さすぎて(上がりもしなければ下がりもしないと予測されるため)興味を持てずに買いを留保するパターンです。

ちなみに、ここで主語が「人々」ではなく「自分」であることについては、今度また別の記事で書きたいと思います。

 

第二の問いについて

「実は買いのタイミングである」というのは、常に事後的(アポステリオリ、a posteriori)にしか判明しません。つまり「(予期せず)上がったーッ!あの時買っておけば良かったッ!!」と思った時に判明します。

 

第三の問いについて

命題の「買い」と「売り」を入れ替えると、下記の命題になります。

命題1.2「自分が売るのを手控えるようなタイミングこそが、実は売りのタイミングである。

ここから第二の命題が導かれました。

命題1.1と命題1.2は基本的には時系列になっています(買い→売り)。

もっとも、ここでは空売りは一旦考慮していませんが、空売りも考慮に入れるならば、命題1.1と命題1.2の順序は逆になっても構わないと言えるでしょう。

 

(多分続く)

 

ウォーレン・バフェットが師と仰ぐベンジャミン・グレアムの本です。そのうち読んでみようと思います。

僕がbitflyerをオススメする理由〜「bitFlyer Lightning」と「お取引レポート」を利用する〜

久しぶりに、ビットコインネタを投下しようと思います。

というのも、アクセス解析を見ると、僕のブログ記事の中で一番アクセス数が多かったのがcoincheckの入金手数料について書いた記事だったんですね。

sakiya1989.hatenablog.com

やっぱり今の時期、ビットコインに興味持つ人が多いんだなーと思いまして、今回は、日本で最もビットコイン取引量が多いと言われるbitFlyerを紹介したいと思います。

bitflyer.jp

ところで、僕自身はもうcoincheckでの取引は一切行なっていません

coincheckの利用そのものをやめたわけではありません。coincheckアプリは毎日開いています。

僕はcoincheckのアプリをスマホタブレットに入れてあります。このアプリは暴落や暴騰した時に通知で知らせてくれるので、大変便利です。また平常時でも、アプリを開けばリアルタイムでおおよそのチャートが簡単に確認できます。

 

しかし、ビットコイン取引には、coincheckよりもbitFlyerの方が使いやすいのです。

bitFlyerでよく使うのはbitFlyer Lightningお取引レポートの二つです。

bitFlyer Lightningでは、指値での売買注文が可能です。ビットコインの売買は基本的に全てbitFlyer Lightningで完結します。

ビットコイン取引を始めたばかりの頃、僕はバカだったので、bitFlyerのビットコイン販売所でビットコインを買い、ビットコインを売っていました。しかし、ある時、ビットコイン販売所では、ビットコインをその現在価格よりも高い価格で買うことができ、またその現在価格よりも低い価格で売ることができるという仕組みになっていることに気づきました。ウブな初心者としては「ビットコインが買えた!」だけで驚き、満足していましたが、正月をしばらく過ぎて大暴落してからは、「このままではまずい…」と危機感を募らせました。

そこで、いきなり出した損を取り戻すために僕が飛び込んだのが指値の世界です。

bitFlyerのビットコイン取引所は、簡単に指値ビットコインの売買が可能です。bitFlyer Lightningは、多少マシンに負荷がかかりますが、より詳細な表示が可能なビットコイン取引所だといえます。僕はbitFlyer Lightningでの取引の方が好きです。

とりあえず、ビットコインの売買利益を出すためには、データが必要です。安い価格でビットコインを買い、高い価格でビットコインを売る。案外難しいですが、これを可能にするのがbitFlyerのお取引レポートなのです。

高値掴んじゃったら、売らないで寝かせておきましょう。ビットコインはじきに上がります。そして買った価格よりも上がった時に売れば、少なくとも損はしない。

でも、買ったのがあまりにも前だと、いくらで買ったのか忘れちゃいますよね?

そこでお取引レポートを利用しましょう。何月何日にいくらの価格で何BTC買ったのか、詳細に追跡できます。(coincheckにもcsv形式で取引履歴がDLできますが、情報がちゃちいので、利用しにくいです。)

あと、ビットコイン価格が暴落したらとりあえず買いましょう。こういう時に限って買う気が失せるのはわかります。しかし、自分が買うのを手控えるようなタイミングこそが、実は買いのタイミングなのです。

 

 

【2016年思い出の曲】「七つの大罪」のOP・ED、いきものがかりと瀧川ありさ

お久しぶりです。

このブログでこれまでにNetflixのオススメ作品をいくつか紹介して来ましたが、今回は「七つの大罪」のOP・ED曲を紹介したいと思います。

www.7-taizai.net

アニメ「七つの大罪」の原作を書いているのは鈴木央先生です。もう何年も連載漫画は読んでないのですが、中学生の時は鈴木央先生の漫画「Ultra Red」が好きで、昔よく読んでました。

  

 

僕はアニメ版の「七つの大罪」しか見てないので漫画の方はわからないのですが、「七つの大罪」は時たまエッチな感じの展開が僕の好みですね。作中のヒロイン、エリザベスが巨乳なので、 ついつい目がいってしまいます。

 

良いアニメには必ずといって良いほど名曲が現れる

今回は「七つの大罪」のOP・ED曲の中でオススメな曲をピックアップしたので、是非聞いてください!

 

いきものがかり熱情のスペクトラム

youtu.be

いきものがかりのこの曲聞くだけでテンション上がりますね!

 

瀧川ありさ「Season」

youtu.be

瀧川ありさ「色褪せない瞳」

youtu.be

瀧川ありささんの曲はどこか切ないのですが、頭の中を何度もリフレインしてしまうような魅力があります。

めちゃくちゃ可愛い人がMicrosoftにいることが判明!!ちょまどさんというらしい

実は最近、プログラミングを勉強しようと考えております。

そんな中、いつものようにネットサーフィンしていたところ、「Microsoftに入社しました」と書いてあるアカウントを発見しました。

twitter.com

何!?お写真を拝見したらめちゃくちゃ可愛い人が写っているではないか!?

この方すごいです。ちょまどさんというらしい。かわいいイラストも描いているようで、しかも上手!

manuke.jp

よーし、僕もプログラミング覚えてマイクロソフトに入社するぞー!

「シドニアの騎士」を見て、人間がメシを食うことってすごいんだなって思った

Netflixで「シドニアの騎士」を全話見ました。これはマジでオススメです。

www.knightsofsidonia.com

内容はさておき、「シドニアの騎士」の中では、人間が光合成(!)できるようになったため、メシを食べるのは週一回で済む、という設定になっています。ただ一人、主人公の谷風長道は普通の人間なので、毎日メシを食べないとエネルギーが持たないです。谷風がメシを食う場面は本当に美味しそうです。

僕はお腹が空く時は本当に体が持たないほどエネルギー不足になったり、お腹もしょっちゅう空くので、かつてはメシを食うのが面倒になった時期もありました。

しかし「シドニアの騎士」を見て、毎日メシを食うというのは幸せなことだと思うようになりました。なぜなら、美味しいものを食べて毎日満足感を得られるなんてすごくないでしょうか。もし食事が週一回の頻度になってしまったら満足感を得る回数が極端に減ってしまうことでしょう。

ただ一応「シドニアの騎士」の中では人間は光合成によってある種の満足感を得られるようです。しかし、我々が食べるものは、お寿司・カレー・洋食など毎回変化させることができます。人間は毎回変化に富んだ食事によって楽しくエネルギー補給をできるのです。この点で、人間のエネルギー補給の仕方は、車にガソリンを入れたり、パソコンがバッテリーを充電する仕方とは全く違っています。これはやはりすごいことだと改めて思った次第です。

「人に教える」ということと新人教育について

突然ですが、「人に教える」って難しくないですか。

人間誰しも自分のよく知らない分野はありますが、人に聞かれた時に優しく教えられる人は神だと私は思います。人によっては質問すると「そんなことも知らないの?」的な態度を取る人もいますし、自分自身も人に教えるのはそんなに好きじゃないです(渋々教えますが、もしかするとそれが顔に出ちゃってるかもしれません)。

さて、問題は新人教育についてです。

「新人」が入ってきた時の対応は難しいです。なぜなら、「新人」と言っても、本当のど素人であることもあれば、ある程度の経験者であることもあるからです。さらに人それぞれ既存の知識量、得意分野も異なれば、飲み込みの早さ、効率性、筋の良さなどの要素も加わってくるので、もう本当に「人それぞれ」というしか言いようがない。

僕自身は「新人」指導は苦手です。僕自身経験が浅いのと、どう指導したらいいか分からないというのが本音です。同僚や先輩にはダメなところをうまく(かつ厳しく)指摘してくれる人がいるので有り難いです(彼は人に教えるのが上手いなぁ)。

 で、僕の記憶にあるのが、今の仕事に初めて入った現場の上司があんまり教えてくれなかった、ということ。いや、上司なりに教えていたのかもしれません。僕自身も仕事を最初の頃は全然正確に飲み込めていなかったので。

僕の最初の上司は、あまりにも同じ仕事を長くしすぎたために、異分野から入ってきたど新人にどう教えたらいいのか分からなかったのかもしれません。しかし、僕の最初の上司にとっては「常識」となっていることでも、新人にとっては、未知の世界なわけです。だから、新人にはどんどん仕事の基本的な正しい考え方を教えなければならないと思うのです。

しかしまあ、ミスするたびに叱られる私にとっては「いやいや、そんなの聞いてねえよ…!」の連続でした。まあそういう現場なのかもしれませんが。

で、昔の上司の愚痴を書いたところで、今の自分も似たようなものかもしれないと思い直した次第です。ふむ、「人に教える」というのは一つのスキルなのかもしれませんね。