Instagramをはじめました。
今までInstagramのアプリさえ触ったことがなかったのですが、今月自分のスマホをGoogle Pixel 3 XLに変えたことがきっかけで、新しい機種の写真性能を試してみたくなったので、撮影した写真をInstagramで公開する事にしました。
※写真はいずれもGoogle Pixel 3 XL(2018年11月1日発売)で撮影
Instagramをやりはじめていくつかわかったことがあります。
スクエア(正方形)と洗練されたUI
Instagramでは、元画像が4:3や16:9で撮影されていても、初期設定では端っこがカットされてスクエア(正方形1:1)でアップロードされます。もちろん設定を変えればオリジナル比率で表示できますが、InstagramのUIとしてはスクエアで表示することを想定していると思われます。私はここにInstagramの美学を感じました。
またInstagramはiPad専用アプリを作っていないので、iPadでInstagramをアプリで閲覧する場合、x1かx2でモバイル同様のアプリを表示することになります。InstagramがiPad専用に最適化されたアプリを作っていないということは、逆に考えるとモバイルのような小型のディスプレイに最適化されたUIを追求しているのではないかと勝手に想像しました。
この点を説明するために、以下で具体的に比較してみましょう。
(スクショ1)
上のスクリーンショット(スクショ1)をご覧ください。ここでアップロードされた写真はスクエアではなく、縦に長くなっています。これによって、続くコメントが画面内に収まらず、省略されてしまっています。
(スクショ2)
次に、上のスクリーンショット(スクショ2)をご覧ください。ここで写真はスクエアでアップロードされています。写真が画面の一部しか占領していないため、下にはコメントやハッシュタグが並んでいます。つまり、ここでは写真をスクエアで表示する事によって、画面の中にコメントを同時に収めることに成功しているわけです。
以上の違いから想定されることは、次の通りです。すなわち、Instagramでは、ただ単に各ユーザーが画像だけを他のユーザーに公開し共有するだけでなく、画像と共に据えられた自他のコメントを同時に画面内に表示することも重要視しているということです。
したがって、先に述べたとおり、Instagramの初期設定ではスクエアで写真がアップロードされるわけですが、Instagramにおいてスクエア表示を基本としていることはモバイルのディスプレイで写真を適切に表現するために追求されたInstagram独自の美学だと思うわけです。