前の記事で、人工衛星を介した通信速度ってどれぐらいなのか疑問を呈しました。
で、ネットでちょっと調べたらスペースXの計画が載ってました。
「それぞれの衛星は10GHzから30GHzのバンドを利用し、合計の下り通信速度は17〜23Gbpsに達します。/資料によれば、スペースXの衛星インターネットは「衛星の展開が完了すれば、一人あたり最高で1Gbpsのインターネット通信を民間やビジネス向けに、世界規模で提供する」としています。」(スペースX、「4,425個の衛星」のギガビットインターネット計画を提出 低遅延かつ全世界で利用可能 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト)
この計画によれば、マジかっ!て思うほどの超高速通信が人工衛星によって実現されるようです。「一人あたり最高で1Gbps」というのは、今の光回線の理論値最大1Gbpsと同等ですからね。おそらく実測値ではもっと下がることでしょう。それでも、この速度が本当に実現できるなら、ランニングコスト次第で十分に光回線の代替サービスとなり得ます。
将来、スペースXが通信キャリアの仲間入りを果たすことも十分あり得ますね。つまり、今は現状各国ごとに携帯通信キャリアが存在しますが、4000機もの人工衛星を介して、スペースX一社が地球上全ての国で使える通信網を掌握しうるということです。
さらに調べてみると、ViaSatという会社も衛星インターネットサービスで頑張っているようです。
こちらの「ViaSat-3」は1Tbpsの速度を持ち、サービスとしては100Mbpsという速度で提供されるらしいです。
いやはや、これらの衛星インターネットサービスが本当に実現されるなら、数年でインターネット通信業界に激変が起こりそうな気がします。