熊野先生の『本居宣長』を買いました。
すでに本屋で見かけたことがあると思いますが、とにかくデカイです。約900頁あります。箱の中身はこんな感じです。
(…お分りいただけただろうか?薄っすらと「本居宣長」の文字が入っていることに…。)
そして値段は、8,200円(税別)です。まあ高いですよね。高い。
でも手を出すだけの価値はあると思うんですよ、多分。いやそう信じたい。
中身は外篇と内編に分かれています。Master Neetonさんは次のようにコメントしています。
熊野純彦『本居宣長』
— Master Neeton@哲学の高等遊民 (@MNeeton) 2018年9月28日
一読感想、すごい本
外篇と内篇の2部構成
外篇は本居宣長研究の歴史を明治から詳しすぎるほど書いてあります
明治37年の芳賀矢一という学者の講演から始まり和辻哲郎、丸山真男、羽仁五郎、吉川幸次郎、小林秀雄とメジャーどころから、誰だと思う学者まで徹底的に書かれてます https://t.co/rSccb4ZmCq
それにしても熊野先生が本居宣長について本を書くというのは、ちょっと意外な感じがしますよね。和辻哲郎はまだわかるんですよ。倫理学だし。
でも、レヴィナスやって、ヘーゲルについて書いて、西洋哲学史について纏めて、最近はカントやハイデガーの翻訳を出して、マルクスについても書いて…。あれあれ、熊野先生めっちゃくちゃ挑戦してませんか?
熊野先生の著書・翻訳