まだ先行研究で消耗してるの?

真面目に読むな。論理的に読むな。現実的なものは理性的であるだけでなく、実践的でもある。

雑記

どうしてこうなった

11月になり、異動になった。まず自分の役割が変わったし、周囲の人間関係も変わってしまった。知らない人たちの前で失礼は許されないので、業務で迷惑にならないようにビジネススキルを改めて学んでいる。この変化は、ほとんど社内転職したに等しい。新しい…

「自立」の概念について

先日の自分の昇進試験の際に、あるスライドに「自立して動けるチームを作る」というスローガンを盛り込んだのだけれども、このスローガンがはたして良かったのかどうかということが頭に浮かんでくる。実際、『「自立」とはどういうことかをしっかりと説明で…

これからの話

師匠とオンラインミーティングをした。先日、LINEで師匠に『ニコラス・バーボンの翻訳をしました』と報告をしたことがきっかけだった。その報告からしばらく経って、オンラインで話しましょうということになった。僕は修士を出てからもう六年半も経つけれど…

現状と課題

最近は仕事上の課題が立て込んでおり、おそらく再来週までは、とてもじゃないが落ち着いて哲学など出来る状態ではない。 仕事上の課題とは、通常業務に関するものではなくて、今後のターニングポイントになり得るような私個人のキャリアに関わることである。…

2020年にこのブログに書いた記事を振り返る

目次 はじめに エッセイ アニメ批評 古典についての覚書 ホッブズ『リヴァイアサン』覚書 スピノザ『エチカ』覚書 ヴィーコ『新しい学』覚書 ルソー『社会契約論』覚書 ルソー『言語起源論』覚書 アダム・スミス『国富論』覚書 ヘーゲル『精神現象学』覚書 …

書籍を出版社から直接購入してみた

目次 はじめに コロナ禍で直接注文できるようになった 在庫僅少本フェア開催中 追伸 はじめに リチャード・タック著『トマス・ホッブズ』(田中浩・重森臣広訳、未來社、1995年)を出版社である未來社から直接購入してみました。 www.miraisha.co.jp 購入 pi…

スティーヴン・シェイピン+サイモン・シャッファー『リヴァイアサンと空気ポンプ』覚書(1)

目次 はじめに ホッブズとボイル 文献 はじめに スティーヴン・シェイピン+サイモン・シャッファー『リヴァイアサンと空気ポンプ:ホッブズ、ボイル、実験的生活』(吉本秀之監訳、柴田和宏+坂本邦暢訳、名古屋大学出版会、2016年)という本を買いました。…

コロナ以後、祭礼は野蛮である

はじめに 今回は「コロナ以後、祭礼は野蛮である」ということについて考えたい。 もともとは「アウシュヴィッツ以後、詩を書くことは野蛮である」*1というアドルノの言葉から来ている。こちらははるかに重々しい内容を持っている。藤野寛の解釈を引用しよう…

2018年に書いた記事まとめ

目次 2018年に書いた記事まとめ 1月(仮想通貨) 2月(仮想通貨) 3月(投資、効率、家族、ブルデュー) 4月(ヴィトゲンシュタイン、西周、大学、ドイツ通俗哲学、権利) 5月(ホッブズ、ヘーゲル、権利、正義、EC、アマゾン) 6月(イェーリング、ヘーゲル…

テクスト解釈の多様性

今回はテクスト解釈について書きたいと思います。 まずはこちらの画像をご覧下さい。 このイラスト何に見えますか? 目があるから、多分動物ですね。 カモかしら。アヒル?ウサギにも見えますね。 どうでしょう。どちらにも見えるし、書き方が結構曖昧じゃな…

情報セキュリティマネジメント試験と応用情報技術者試験

横浜に行ってきました。 横浜駅の地下街に久しぶりに行ったら、だいぶ変わっていました。 「有隣堂ってこんなレイアウトだったっけ?」という感じ。 で、スターウォーズとマーベルの人形を発見しました。これは何のポーズ? ふらっと有隣堂の専門書コーナー…

怒りの感情をエネルギーとしてポジティブに活用する

こんばんは。 今回は「怒り」について書きたいと思います。 突然ですが「怒り」とは何でしょうか。 僕は毎日、怒りの感情を感じることがあります。怒りたくなることがあるからです。 僕はこれまで「怒りとは負の感情であり、悪い感情である」と考え、怒りを…

10年ぐらい本の虫

私は10年ぐらい本の虫です。 休日はもっぱら本を買って読んで過ごしております。振り返ると、10年ぐらい本を買って読む生活を送っています。 最近ここ1年ぐらいでよく読んでいるのは、このブログで取り上げているようなテクノロジー関連の本です。 1、…

どうやら人間には年相応の欲望があるらしい

こんばんは。 今回は自分の欲望について書きたいと思います。 最近、自分の欲望が変わってきたように感じています。自分の欲望が変化するという事は、それによって自分の行動も変化するという事だと思います。「なんでこんなに変わってしまったんだろう?」…

ブログテーマを変えました

こんにちは。 ブログテーマを変えてみました。 背景色の暗いものを選んでみましたが、いかがでしょう。 個人的には、リンクが緑色や水色に光るのがカッコ良くて気に入っています。 タイトルの両サイドに/* */が入るのは、よく分かりませんがそういう仕様っぽ…

このブログのタイトルについて

こんばんは。 昨年12月よりブログを始めて8ヶ月ぐらい経ちました。 突然始めたブログですが、非常に楽しく続けております。 本当にブログを始めてよかったなぁ、とつくづく感じております。 sakiya1989.hatenablog.com 今回は、このブログのタイトルについて…

「個性」とは何か

こんにちは。 今回は「個性」について書きたいと思います。 突然ですが、「個性」って一体何なんでしょうか。 よく耳にする「個性的な人」とは、良くも悪くも何か「普通の人」とは違う風変わりな人のことを指しているように思います。 僕はどちらかと言えば…

ストレスとどう向き合うか

職場で少し前にストレスチェックテストのようなものを受けました。 (追記2017.07.12)この記事には続きがあります。 sakiya1989.hatenablog.com テストの形式は、確か40問ぐらいの設問に「あてはまる」とか「ややあてはまる」などを答えるものです。 昨日…

靖国神社に行ってきました

昨日ちょうど通りがかったので、ふらっと靖国神社に行ってきました。 ↑奥に見えるのが中門鳥居と拝殿。 写真はiPhone7で撮りました。細かいところまでよく撮れてますねぇ。 ↓青銅大鳥居。その奥に神門が見えます。 曇り空のためか、HDRオフになっていても白…

「人に教える」ということと新人教育について

突然ですが、「人に教える」って難しくないですか。 人間誰しも自分のよく知らない分野はありますが、人に聞かれた時に優しく教えられる人は神だと私は思います。人によっては質問すると「そんなことも知らないの?」的な態度を取る人もいますし、自分自身も…

ペーパーレス化はどこまで可能か

今日はペーパーレス化について書きたいと思います。 ペーパーレス化とは、僕の頭の中で今パッと思い浮かんだ定義によれば、従来大量の紙で処理していたものを削減していく運動のことです。ペーパーレス化は、まあ単純に内容を減らすことによっても可能ですが…

右脳を使う(2)

以前「右脳を使って書く」という記事を書いたが、右脳を使うことこそ常に私が心がけていることだ。 sakiya1989.hatenablog.com 右脳を使うというのは、私が勝手にそう言っているだけで、何ら科学的根拠があるわけではない。より具体的にいうと、無意識層を使…

頭が飽和状態で辛い

僕はかなり日常的に頭が飽和状態で辛いのです。頭脳を使うと頭の横(耳の上あたり?)が疲れてきたり、額の横とか眉間のあたり(前頭葉?)が疲れてくることが多いです。 原因はよくわからないのですが、多分インプット過剰のせいなのだと思います。ネットサ…

右脳を使って書く

ブログを始めてまだ内容ある記事を書いてないんですが、今すごく自然に打ち込めてて楽しいんです。ブログの内容がスラスラ打ち込めるって、不思議じゃないですか? 僕はいつも文章を書くときは右脳を使っています。どういうことか。 昔は左脳を使って論文を…