まだ先行研究で消耗してるの?

真面目に読むな。論理的に読むな。現実的なものは理性的であるだけでなく、実践的でもある。

『音楽思想史』への取り組み(3)

目次

(以下のつづきです)

sakiya1989.hatenablog.com

 

音楽思想史のために買った本

J.-Ph.ラモー『和声論』(伊藤友計訳、音楽之友社、2018年)

この本自体が音楽思想史上において重要文献であり、またルソー『言語起源論』の和声章の読解に必要な文献です。

内藤義博『ルソーの音楽思想』(駿河台出版社、2002年)

内藤先生の博士論文が元になっているそうです。

内藤義博『ルソーとフランス・オペラ』(ブイツーソリューション、2013年)

 

ジャン・スタロバンスキー『告発と誘惑 ジャン=ジャック・ルソー論』(浜名優美・井上櫻子訳、法政大学出版局、2019年)

ルソーを研究するのにスタロバンスキーは必読かと思いまして。

ルソー『告白』(桑原武夫訳、岩波書店、1965-1966年)

ルソーの有名な自伝です。

ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー『言語起源論』(宮谷尚実訳、講談社、2017年)

ヘルダーがルソーの言語論を批判していたので。

伊藤貞夫『古代ギリシアの歴史』(講談社、2004年)

ルソーが『言語起源論』の中で古代ギリシアホメロスを参照するので買いました。 

T・G・ゲオルギアーデス『音楽と言語』(木村敏訳、講談社、1993年)

これもルソー音楽論との関係で参照すべき文献かと。 

宮本直美『コンサートという文化装置:交響曲とオペラのヨーロッパ近代』(岩波書店、2016年)

本屋でビビッときたので買ったのですが、本当に買って良かった。

小泉文夫『日本の音:世界のなかの日本音楽』(平凡社、1994年)

「日本の音楽思想史」の項目を執筆するために必要かと。 

椎名亮輔 編著『音楽を考える人のための基本文献34』(アルテスパブリッシング、2017年)

簡便な文献集です。

村田千尋西洋音楽史再入門 4つの視点で読み解く音楽と社会』(春秋社、2016年)

眼から鱗の知識がたくさん書いてあります。 

(つづく)