今回はAmazonのAudibleというサービスについて書きたいと思います。
僕の最近の悩みは仕事で体力を消耗してしまい、全然本が読めないことです。仕事が終わると瞼を開けておくのも面倒なので、目を瞑りながら本を読むことができたらいいのになぁとつくづく思っていました。
そこで今回試しに使ってみたのが、Amazonのオーディオブックサービス、Audibleです。
Audibleとは
Audibleとはオーディオブック、つまり耳で聴く本のことです。
サービスを開始すると、最初に付与される1コインを使って、作品を一つ自由に選んで無料で聴くことができます。
Audibleは毎月1コインがもらえて、そのコインで毎月1作品を購入できます。一つ一つの作品の値段はバラバラですが、980円よりも高い作品をコインで毎月購入すれば、元は取れます。
実際に、いざ一つだけ選ぼうとすると、自己啓発本や小説のような、普通に本でも手軽に読めそうなラインナップばかりが目立っていて、あまり聴きたい本が見当たりません。
そこで私は、古典の中から一つ聴く作品を選ぶことにしました。少しばかり吟味した結果、収録時間が圧倒的に長いという理由だけで紫式部『源氏物語(全五十四帖収録)』(訳:与謝野晶子、朗読:岡崎弥保)を聴くことにしました。
寝る前にこれを流すと快眠快適です。
Audibleは多言語に対応している
Audibleは最初の30日間は無料です。無料期間終了後は、月額980円がかかります。そのため、このサービスを月額980円払って続けるメリットがあるかどうかを吟味せねばなりません。
ここでいうメリットとは「自分にとって必要なサービスか否か」ということです。もちろんAudible会員はコインの付与という金額的なメリットを有していますが、とはいえ、そもそも使わないサービスに払い続けることほど高くつくことはありませんので。
Audibleで利用する作品を日本語以外に目を向けると、驚くべきことに多言語の古典のオーディオファイルが手に入ることがわかりました。
そこで思い切って今回、以下のAudible作品を購入しました。
ルソー『政治経済論』(フランス語朗読)、ヘーゲル『精神現象学』(ドイツ語朗読)、ホッブズ 『リヴァイアサン』(英語朗読)の三つです。これらの有名な古典が朗読で聴けるとなると、大変ワクワクします。
探してみると、他にも外国語の古典で聴きたいものがいくつかありました。
とりあえずAudibleがどこまで活用できるのか、しばらく試していきたいと思います。