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【読書メモ】伊賀泰代『生産性』

久々の更新です。

今月は忙しくて、全然ブログ更新できませんでした。今回の記事もメモのような感じです。

 

伊賀泰代『生産性』ダイヤモンド社、2016年

 昨日、立ち読みしたらビビっときた文章があったので、即買っちゃいました。下に 引用します。

 マッキンゼーの採用マネージャーだった頃、私も採用の生産性を上げ続けることを毎年のように求められてきました。一年くらいなら、適性検査の採用方法を自動化するとか、履歴書審査の方法を変えるなど、細かい改善でも生産性は上げられます。しかし長期間にわたって生産性を上げ続けよと言われたら、改善だけ、コスト削減側だけのアプローチでは目標が達成できません。

 そのような状況に追い込まれると、誰であれ「何か生産性を大幅に上げられる革新的な方法はないか?」と考え始めます。ビジネスイノベーションとは、このように恒常的に生産性の向上を求められる環境において、担当者が「改善的な手法はすべて試みた。他に何か画期的な方法はないか?」と考えるところから始まるのです。

 (伊賀泰代『生産性』、ダイヤモンド社、2016年、60頁)

 入社したばかりで仕事のこともよく分かってない段階では、まだ勝手が分からないために、改善点を出すことは難しいかもしれません。しかし、2、3ヶ月もすれば、仕事の段取りがつかめてくるので「こうした方がいいんじゃないか」というアイデアが浮かんでくるものです。

 とはいえ、そのようなアイデアも1年ぐらいすると枯渇してきます。さらに怖いのは、もはやこれ以上改善することはないと思った瞬間に、仕事の「慣れ」が単なる惰性になってしまうことでしょう。

 そしてこれは僕自身のことでもあります。同じ仕事をもうすぐ二年やっていることになりますが、残念ながら最近は画期的な改善点が浮かばなくなってきました。そんな中、伊賀さんの文章を読んで目からウロコが落ちる思いをしたのは、まさに「担当者が「改善的な手法はすべて試みた。他に何か画期的な方法はないか?」と考えるところから(ビジネスイノベーションは)始まる」という箇所です。そうか、ここからが始まりなのか、とハッとさせられました。