以前「右脳を使って書く」という記事を書いたが、右脳を使うことこそ常に私が心がけていることだ。
右脳を使うというのは、私が勝手にそう言っているだけで、何ら科学的根拠があるわけではない。より具体的にいうと、無意識層を使って学習したり、直観的に物事を把握したりすることを、右脳を使うと呼んでいるに過ぎない。(なのでもしかすると右脳を使っていないで、脳の他の部分が働いている可能性もある。)人によってもおそらく異なるだろうが、私が何かを習得する場合、右脳を使うと驚くほど容易になおかつ速く物事を吸収したり、習得することができる。
また右脳を使うというのは、非論理的なものを読み取る能力だとも言える。例えば、語学を習得する際に、文法を理解するというアプローチは左脳を使って学習するということだ。これは論理的なアプローチだとも言える。しかし、他方で、世の中には「こうなっている」としか表現できない、論理的にはなかなか理解しがたい事象というのも存在する(決まった言い回し)。そういうものをありのままに受け止めて、パターン認識としてインプットして行く場合は、右脳を使った学習方法の方が効率が良いと思われる。
ちなみに、最近では「ディープラーニング」という機械学習が巷を騒がせているが、これこそ右脳的な学習方法だと私は思う。今までコードを書いて論理的にプログラミングしていたときは、左脳的なやり方に頼っていたということでもある。比喩的に言えば、「ディープラーニング」によって、AIは右脳を使うことを覚えたのである。