まだ先行研究で消耗してるの?

全然ロジカルじゃない(!)書きたいことをひたすら書くブログです。ノンロジカルエッセイ。

研究ノート

ヴィーコ『新しい学』覚書(1)

目次 はじめに 扉頁の前に置かれている絵の説明 テーバイのケベス :口絵と記憶術 文献 はじめに この連載ではジャンバッティスタ・ヴィーコ『新しい学』(上村忠男訳、中公文庫)を読んでいきたいと思います。この邦訳は『新しい学』の第三版(1744年)を底…

サイード『オリエンタリズム』覚書(1)

目次 はじめに 序説(一) "European Western"は「西洋人」か 「学術的(アカデミック)」なものとしてのオリエンタリズム 西洋と東洋との「存在論的・認識論的区別」におけるオリエンタリズム 文献 はじめに この連載では、エドワード・W・サイード『オリエ…

ルソー『言語起源論』覚書(7・完)

目次 第十九章 どのようにして音楽は退廃したか 第二十章 言語と政体の関係 文献 (以下のつづきである) sakiya1989.hatenablog.com 第十九章 どのようにして音楽は退廃したか もともと起源を同一にしていた音楽と言語とは、いつからか分離し、区別されるよ…

ルソー『言語起源論』覚書(6)

目次 第十六章 色と音の間の誤った類似性 第十七章 みずからの芸術にとって有害な音楽家たちの誤り 第十八章 ギリシャ人たちの音楽体系はわれわれのものとは無関係であったこと 文献 (以下のつづきである) sakiya1989.hatenablog.com 第十六章 色と音の間…

ラモー『和声論』覚書(1)

目次 はじめに 序文 第1章 音楽と音について 文献 はじめに 本稿ではラモーの『和声論』を取り上げる。ルソーは『言語起源論』でラモーの『和声論』を批判しているが、そのルソーは若い時にラモーの『和声論』をよく読み学んだという。 今日買った本、J.-Ph…

ルソー『言語起源論』覚書(5)

目次 第十三章 旋律について 第十四章 和声について 第十五章 われわれの最も強烈な感覚はしばしば精神的な印象によって作用するということ 文献 (以下のつづきである) sakiya1989.hatenablog.com 第十三章 旋律について 私たちは絵画や音楽を鑑賞して感動…

ルソー『言語起源論』覚書(4)

目次 第十章 北方の諸言語の形成——不快で力強い声 第十一章 この差異についての考察——オリエントの言語の「抑揚」 第十二章 音楽の起源——言語・詩・音楽 文献 (以下の続きである) sakiya1989.hatenablog.com 第十章 北方の諸言語の形成——不快で力強い声 ル…

ルソー『言語起源論』覚書(3)

目次 第七章 近代の韻律法について 第八章 諸言語の起源における一般的および地域的差異 第九章 南方の諸言語の形成 文献 (以下の続きである) sakiya1989.hatenablog.com 第七章 近代の韻律法について かつての非文字社会の言語には「抑揚」があったが、文…

ルソー『言語起源論』覚書(2)

目次 第四章 最初の言語の特徴的性質、およびその言語がこうむったはずの変化について 第五章 文字表記について 第六章 ホメロスが文字を書けた可能性が高いかどうか 文献 (以下の続きである) sakiya1989.hatenablog.com 第四章 最初の言語の特徴的性質、…

ルソー『言語起源論』覚書(1)

目次 はじめに 第一章 われわれの考えを伝えるためのさまざまな方法について 第二章 ことばの最初の発明は欲求に由来するのではなく、情念に由来するということ 第三章 最初の言語は比喩的なものだったにちがいないということ 文献 はじめに 『音楽思想史』…